軟水との出会い 2
その前に、まずは軟水の凄さをご説明します。
硬度70はそれほど高くもないですが、軟水と呼ぶにはやや硬度が高いとかんじます。
前に言いましたが、硬度は20とか30とかでも肌へは悪影響があります。
それは何故かというと、石鹸カスが原因なんです、という話を「軟水との出会い1」で書きました。
硬度70はそれほど高くもないですが、軟水と呼ぶにはやや硬度が高いとかんじます。
前に言いましたが、硬度は20とか30とかでも肌へは悪影響があります。
それは何故かというと、石鹸カスが原因なんです、という話を「軟水との出会い1」で書きました。
カルシウムやマグネシウムイオンといった水の中に含まれる硬水の原因になる物質は、石鹸と結びついていわゆる石鹸カスになるのです。
それが肌に糊のように残って痒みを引き起こします。
では、実際にその軟水と硬度のある水道水の違いを見比べてみましょう。
。。。ていうのを、証拠を目の前で見るとけっこう感動します。
まず、軟水(高純度軟化水)と、水道水を用意します。
そこに硬水か軟水かを調べる試薬を用意して数滴たらすと。。。
色が変わります。
軟水は試薬が青いまま。
水道水はピンクになりました。
そして今度はその水に泡石鹸を2プッシュ入れてみます。
そして蓋を閉めて花子さんにシャカシャカ振ってもらいました。
次に、軟水にも同じく2プッシュ。
そしてシャカシャカ。
その結果がこちら。
そう。軟水は2,3回振っただけで泡がすごくて振れなくなります。
逆に水道水に入れた泡は、消えて無くなりました。な、なぜ!?
そしねよーくよーく見てください、水の色。
水道水は石鹸が溶けて濁ってますね。
逆に軟水は水が透明です。
これが石鹸カスの生まれるか生まれないかの違いなんです。
左の方は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンと結びついた石鹸が金属石鹸に変質して石鹸カスとなり、水を濁らせています。
これがよく排水口に溜まるヌルヌルの元です!!
逆に言うと、右の軟水は泡が上に乗っかっているだけで水は澄んでますよね。
これは石鹸がそのまま泡立って特に結びつくことなく分離してるのです。
だから石鹸カスが残らないんです。
右が軟水、左が水道水の実験でした。