erierimama’s blog

軟水生活!!アトピーっ子を抱えたママの美肌追求ブログです

軟水との出会い その1

温泉施設やホテルなどでも「当館の水は軟水を使用してます」というところ、たまーにありますよね。


わたしも以前に使用したとき、石鹸を使ったあと流してもいつまでもヌルヌルしてる感じというか、風呂上がりに驚くほどしっとりスベスベして、驚いたことがありました。


じつは実家が北海道なのですが、お正月に北海道に帰省したとき、東京にいる時よりも花子のフケが減ったのです。


そしてわたし自身も、いつも水が変わるたびに肌が一皮剥けるほど水の影響を受けていたのです。


水が合う、合わない

とはよく言ったもので、そういうのもあるのかなー?と、ふと調べると。。。


日本の水は基本的に軟水ですが、東京のわたしの住むエリアは日本でも三番目くらいに硬度が高く、逆に北海道は日本でも一番と言っていいほど硬度が低かったのです。


硬度、つまり水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンが多いので、私がカルキと思っていた白い水垢が風呂も台所も凄かったことがわかりました。


特に風呂の鏡は水分が蒸発したあと、カルシウムやマグネシウムイオンがそのまま鏡に残ってこびりつき、取れない鱗汚れになります。


北海道に住んでいた頃、そんな悩みとは無縁で普通の掃除で十分でしたし、今ほど鏡が汚れたことはなかったのに。。。それは硬度が低かったからだとわかりました。


この水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンがどう肌に良くないか、というのが知りたいですよね?


ようは、石鹸を使うとカルシウムやマグネシウムイオンが石鹸と結びついて金属石鹸に変質するというのです。

これがいわゆる石鹸カス。排水溝にもよく溜まりますよね。

これ、取り出して手のひらに乗せるとスルッと溶けて見えなくなります。

でも、これ、見えないだけで皮膚の上には薄い膜のように残ってるんです。


つまり、硬度のある水で石鹸を使うと普段の皮膚の上で同じことが起きてるんです。見えない石鹸カスの膜に所々覆われた状態。


これが乾くと皮膚の伸び縮みについてこれなくて(ちょうどセロテープでも貼ったようなイメージ)、つっぱります。それで痒くなるわけです。


こんなものが残ってたら、当然肌に良くないにきまってるし、痒くもなりそうですよね。


そこで、軟水を使うとどうなるか。

石鹸を使った時に結びついていたカルシウムやマグネシウムイオンがないので、例えば純石鹸を使うと純石鹸のままです。汚れを落とし水で流すと流れてなくなります。(逆に言うとせっかく純石鹸を使ってても、硬度がある水で流すと金属石鹸を使っているのと同じようになるわけです)


いくらアトピーで石鹸を使いたくないと言っても、汚れやすい部分や汗や皮脂をそれなりには泡で洗いたいですよね。薬なんか塗ってても1日に一度はキレイに落としたいですし。

ましてシャンプーしないなんて代謝の良い子供なのに。次の日からアタマ臭すぎてむりです。


そんなこんなを知り、わたしは花子のフケの理由がなんとなく判明しました。

シャンプーではなく、それを流す水のせいでアタマの中に石鹸カスが残っているのではないか、と。