お試し軟水シャワーの結果発表
お試し機を導入して、まずは風呂のお湯もシャワーで貯めることにしました。
一般的にも大体そうかとは思いますが、うちはボタンひとつで自動お湯張りしてくれるシステム。
でも、それを使ってももちろん軟水にはなりません。
なので、
シャワーで貯める(とぬるい)
↓
蓋をして追い焚ボタン押す
↓
軟水風呂の完成
となります。
ちなみに追い炊きが勝手に足し湯機能を働かせてしまうタイプだと、この方法を使えません。当たり前ですが足し湯は普通の水道水なので、軟水に混ざり効果半減になります。
早速軟水に、いつもの入浴剤と重曹少々を足した風呂に入りました。(重曹もいつも入れてました)
すごーい!
いつもよりお湯がヌルヌルしてます。
肌を触るとツルツルした触感です。
そのあとシャワーで流しても、もちろんシャワーも軟水なのでツルツル感は残ります。
いつものボディソープの泡立ちは、、、元から泡タイプなので正直よくわかりません(笑)
多分泡立ちが良くなってるはずなんだけど。
シャンプーはなんだか物凄く泡が立ちました。
風呂上がりは心なしか身体があったまって、なかなか冷めません。
髪の毛もサラッサラになります!
あらビックリ。
そして花子の髪の毛もドライヤーで乾かすとサラサラに。
しかしいつもならこの時点で既に地肌の皮膚が浮いてくるのに、とりあえずまだそれらしきものはありませんでした。
そして翌日。
フケがない!
ちなみに今まではこんな感じでした。
頭洗い立ての翌朝でもこんなんだったのに。。。
お試しの1週間で効果出るかなー?と疑ってもいたし、ましてやまさか、翌朝に効果が出るとは思って無かったので、さすがに本当に驚きました。
事前にフケを起こしてから洗ってはみましたが、完全に落としきって新たにフケが出なかったらこうなるんですねー。
もちろんこのまま身体もキレイに、なんてうまいことはいきませんが、本当に痒みも減ったようでした。
これだけ目に見える効果があるのはどのシャンプー、ボディソープ、保湿剤を使ってもありませんでした。
水!たかが水、されど水なんですね。
まさか塗るものや薬に水が勝るとまでは思ってなかった私は、値段がどうとかもうどうでも良いや!
軟水機、我が家に導入決定!!
となりました。
お試し機設置
ミウラの軟水機。。。そういえば昔、軟太郎に変えたろう。僕って案外ええやつやろ?、って紳助が言ってた。。という記憶が蘇ってつながった。
ただ、その軟太郎っていうのは、付けられません。
何故なら我が家はマンション。
軟太郎は一戸建て向けの、家の水全てを軟水に変えるシステムなんで、マンションには付けられません。
そのかわり、マンション向けに浴室のシャワーのみを軟水に変える「美肌っ子」という軟水機がありました。
これは、先日述べたアクアソフナーと基本は一緒。
いわゆるシャワーのホースを根元から外してかわりにフレキホースで機械につなぎ、機械からは別のシャワーホースとヘッドが付いててそこから出る水は軟水に、、、というわけ。
一台13万ちょっと、と、アクアソフナーよりは四万ほど高いです。
おまけに毎月2500円ほどの15年の保守契約が必要です。
でも。
その保守、再生に必要な消耗品の塩も毎月無料で付いてきます。2~3年で寿命になり劣化するイオン再生樹脂の交換も無料。
そして一番の心配である「壊れたらどーする?」のこと。そう、完全保証。いつ壊れても何回壊れても修理も無料。そして5年ごとにオーバーホール。
さらに一番面倒に思っていた、最短だと1週間、最長だと1ヶ月に一回の再生作業。
一般的な軟水機だと2~3時間かけて自分で塩を入れて再生させるところ、この美肌っ子は、4日に一度、夜中の三時ごろ(初期はその時間に設定済み)に勝手に再生してくれるんです!
月に一度塩をぶっこんでおくだけで!!
これなら再生面倒くさい、とか、忘れたー、とか、いつしたっけ?的なことになる心配も無用です。
調べるうちにそれの、お試し版があることが、わかりました。
まずはホームページからお試しの申し込みフォームを書いて、しばし待つ。
3日くらいしたらメールが来ました。
で、ぜひお試し機を付けたいのですということを伝え、設置に来てもらいました。
ちなみに営業さんのフットワークは軽く、実際に明日だと急ですかね?とダメ元で頼んだら、ほんとに次の日に来ました 笑
さて、お試し機は、なんというか、ガスタンクみたいな形です。
20分程度で設置は完了。
元の水を試薬で測ると硬度は約70くらいでした。
それを軟水機に通すと、、、ほとんどゼロになります。
すごいです。
それで実際にこのお試し機を1週間使い、花子のフケやアトピーがどうなるか、様子を見ることにしました。
もし調子が良ければもちろん前向きに設置の予定で。
これがまた、とんでもない結果になったのです。
軟水との出会い 2
硬度70はそれほど高くもないですが、軟水と呼ぶにはやや硬度が高いとかんじます。
前に言いましたが、硬度は20とか30とかでも肌へは悪影響があります。
それは何故かというと、石鹸カスが原因なんです、という話を「軟水との出会い1」で書きました。
まず、軟水(高純度軟化水)と、水道水を用意します。
色が変わります。
軟水は試薬が青いまま。
水道水はピンクになりました。
そして今度はその水に泡石鹸を2プッシュ入れてみます。
そして蓋を閉めて花子さんにシャカシャカ振ってもらいました。
次に、軟水にも同じく2プッシュ。
そしてシャカシャカ。
その結果がこちら。
そう。軟水は2,3回振っただけで泡がすごくて振れなくなります。
逆に水道水に入れた泡は、消えて無くなりました。な、なぜ!?
そしねよーくよーく見てください、水の色。
水道水は石鹸が溶けて濁ってますね。
逆に軟水は水が透明です。
これが石鹸カスの生まれるか生まれないかの違いなんです。
左の方は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンと結びついた石鹸が金属石鹸に変質して石鹸カスとなり、水を濁らせています。
これがよく排水口に溜まるヌルヌルの元です!!
逆に言うと、右の軟水は泡が上に乗っかっているだけで水は澄んでますよね。
これは石鹸がそのまま泡立って特に結びつくことなく分離してるのです。
だから石鹸カスが残らないんです。
右が軟水、左が水道水の実験でした。
軟水と軟水機の仕組み
軟水というのは、一般的な水道水に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオンなどを取り除いた水です。
日本の平均的な硬度は60mg/Lくらいらしいです。ちなみに我が家は測ってみたら約70mg/Lでした。
硬水と言われてる欧米が200〜400くらいなので、それに比べると全然高くないように思いますけど、、、実際、わずかでも硬度があると問題の原因にはなるようです。
硬度が高い欧米では肌トラブルなどが酷くなるので、それを防ぐため軟水機は普通に大型スーパーなどでも売っているくらい一般的なものらしいです。
軟水との出会い その1
温泉施設やホテルなどでも「当館の水は軟水を使用してます」というところ、たまーにありますよね。
わたしも以前に使用したとき、石鹸を使ったあと流してもいつまでもヌルヌルしてる感じというか、風呂上がりに驚くほどしっとりスベスベして、驚いたことがありました。
じつは実家が北海道なのですが、お正月に北海道に帰省したとき、東京にいる時よりも花子のフケが減ったのです。
そしてわたし自身も、いつも水が変わるたびに肌が一皮剥けるほど水の影響を受けていたのです。
水が合う、合わない
とはよく言ったもので、そういうのもあるのかなー?と、ふと調べると。。。
日本の水は基本的に軟水ですが、東京のわたしの住むエリアは日本でも三番目くらいに硬度が高く、逆に北海道は日本でも一番と言っていいほど硬度が低かったのです。
硬度、つまり水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンが多いので、私がカルキと思っていた白い水垢が風呂も台所も凄かったことがわかりました。
特に風呂の鏡は水分が蒸発したあと、カルシウムやマグネシウムイオンがそのまま鏡に残ってこびりつき、取れない鱗汚れになります。
北海道に住んでいた頃、そんな悩みとは無縁で普通の掃除で十分でしたし、今ほど鏡が汚れたことはなかったのに。。。それは硬度が低かったからだとわかりました。
この水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンがどう肌に良くないか、というのが知りたいですよね?
ようは、石鹸を使うとカルシウムやマグネシウムイオンが石鹸と結びついて金属石鹸に変質するというのです。
これがいわゆる石鹸カス。排水溝にもよく溜まりますよね。
これ、取り出して手のひらに乗せるとスルッと溶けて見えなくなります。
でも、これ、見えないだけで皮膚の上には薄い膜のように残ってるんです。
つまり、硬度のある水で石鹸を使うと普段の皮膚の上で同じことが起きてるんです。見えない石鹸カスの膜に所々覆われた状態。
これが乾くと皮膚の伸び縮みについてこれなくて(ちょうどセロテープでも貼ったようなイメージ)、つっぱります。それで痒くなるわけです。
こんなものが残ってたら、当然肌に良くないにきまってるし、痒くもなりそうですよね。
そこで、軟水を使うとどうなるか。
石鹸を使った時に結びついていたカルシウムやマグネシウムイオンがないので、例えば純石鹸を使うと純石鹸のままです。汚れを落とし水で流すと流れてなくなります。(逆に言うとせっかく純石鹸を使ってても、硬度がある水で流すと金属石鹸を使っているのと同じようになるわけです)
いくらアトピーで石鹸を使いたくないと言っても、汚れやすい部分や汗や皮脂をそれなりには泡で洗いたいですよね。薬なんか塗ってても1日に一度はキレイに落としたいですし。
ましてシャンプーしないなんて代謝の良い子供なのに。次の日からアタマ臭すぎてむりです。
そんなこんなを知り、わたしは花子のフケの理由がなんとなく判明しました。
シャンプーではなく、それを流す水のせいでアタマの中に石鹸カスが残っているのではないか、と。
アトピーがひどかった頃のお話 2
近所の小児科と自己流の保湿を花子にしていた私ですが、とうとう大学病院で専門医の指導を受ける事になりました。
まずは、保湿にヒルドイドローション、炎症を抑えるステロイドとしてロコイド軟膏を処方されました。
出たよ!ステロイド!!
と、生理的に受け付けないほどオーガニック信仰が強いわけではないので(笑)、一応医者の言う通り使ってみることにしました。
まずは赤みが消えるまでは毎日、消えてからも5日くらいはロコイド使ってくださいね、と言われました。見えなくなっても炎症が皮膚の下でくすぶってるんだとか。
真面目なわたくしはちゃんと言いつけを守り赤みのない時はヒルドイド、プツプツや赤みのある時はロコイドも、と使い続けました。
と言っても毎日赤みがあるのでほぼ毎日ロコイドです。それでも先生は問題ないと言うのです。
問題ないか知らんけど、良くもならないんですけど。
ちなみに保湿は全てヒルドイドに変わったので、ナチュラルサイエンスのママアンドキッズはシャンプーとボディソープのみ、保湿のミルキークリームは止めました。
そうこうして三ヶ月ほど、夏が来て、とびひの季節がやってきました!
どーなんだ!?大学病院!どーなんだステロイド!そんなに強いのかおまえは?とびひにならないのか???
、、、、なりました。(ちーん)
これはもう、どーしたらいーんですか、せんせー。。。
ていうセリフを何回言ったことやら。
近所の小児科も皮膚科も大学病院の医者も首をかしげて、「なんでこう、皮膚の免疫が弱いんだかねぇ〜〜」
って、ええ!それだけ?
なんかもっとないの??状態です。
そして、ステロイドこれだけ使ってても改善しないならなんか何ヶ月も使い続けるのもなんだよなー。。。これ以上はもう使いたくないなー、と考えた末に別の皮膚科の門をたたく事に。
そこでは基本的に普段のケアには非ステロイドの保湿と痒み止めのみでした。
ステロイドを使い続けると皮膚が弱くなるので、炎症のあるときだけ短期間強めのステロイドを使い素早く治して辞めましょう!という方針でした。
これならロコイド毎日のように使うよりはいいかなと、こちらの皮膚科に切り替えました。
すると、なかなか身体は調子が良くなりました。
特に身体は保湿してるし赤みが出るとステロイドも使ってるから早く治るし、概ね前よりはマシなんです。
問題は頭皮。
頭の中まで保湿できないんですよね。
だから、頭を搔きむしり、頭の中の傷に黄色ブドウ球菌のやつらが入ってまたとびひになるっていう無限ループなんです。
これはもしやシャンプー合わないのか!?
まあ普通の発想ですよね。
小児科の先生の何気ない一言
「ママの高いシャンプーとかの方が合ってたりしてね〜〜」。
この時から我が家のシャンプーは、全てジョンマスターオーガニックになりました。
イブニングプリムローズシャンプー236ml 約2600円
シトラスアンドネロリデタングラー236ml 約3000円もしくは
ラベンダーアンドアボカドインテンシブコンディショナー207ml 約4000円
だいたい一ヶ月で無くなります。
そしてこのシャンプー、ほんと、泡立ちが悪い!!いっぱい出さないと泡立たない。コスパの悪いこと!!
実は今までもジョバンニとかジョンマスターは、自分用には使ってたりしたんですが、こうして花子や太郎にも使う事になりました。
ちなみにボディソープはママアンドキッズのフレイチェのままです。
さて、その結果、、、一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月、、、フケ減らず。
そして冬が来て乾燥の季節、ますますフケだらけの哀れな姿に。
勿論頭皮用の薬は使ってましたよ。
髪を掻き分けて一センチ刻みに塗っていくんですよ。
もう、風呂上がりなんて顔にアズノール、身体に保湿、痒み止め、さらにその頭皮用のクスリを二種類。
それだけでこっちが冷え切ります。
しかもこれ使うと髪がベットリウェッティになり、ぜんっぜん、可愛くないんですよね。
まるでポマード塗りたくったオッさんのよう。。。
なんとかならんもんかなー。
そんな時、わたしは軟水に出会ったのです。
アトピーがひどかった頃のお話 1
アトピーっ子を持つ母として、みんな思うこと、それは「いつか薬を塗らない日々を過ごしたい」。
首や手首、肘や膝の裏側、脇腹、おしり。。。そして頭の中!!
一日中バリボリ搔きむしる我が子を見て、その度に保湿剤や痒み止めを塗り、赤みが強い時はステロイド。。。そんな方多いと思います。
うちのまもなく3歳になる花子さんが、ほとんどステロイドを使わなくて過ごせるようになるまでの紆余曲折した経緯をまずは二回に分けて書いておきたいと思います。
第一子は肌も丈夫で脂漏性湿疹以降、これといった皮膚トラブルもなく平穏に過ごしていました。
みんなそんなもんだと思い込んで二人目を出産。
ところが第二子の花子さん、とんでもなく肌の弱い子だったのです。
一人目の太郎は1歳以降親と同じ市販のシャンプー(ツバキ)や、ボディソープ(ビオレ)を使っても平気だったのに、二人目の花子、生まれた時はエルバビーバのオーガニックソープとベビーバターを使ってるのにカサカサ、プツプツとした赤みまでありました。
初めは合わないのかなと思い、ネットで調べてクチコミ評価も高かったナチュラルサイエンスのママアンドキッズシリーズ、ベビー全身シャンプーとヘアシャンプーフレイチェのシリーズを使いました。二つ合わせて約3000円。
保湿も大切というのでミルキーローションも買いました。全身に使ってみるとあっという間に無くなるので、380mlのものを買うようになり、そちらは4500円。
一ヶ月半くらい持つのですが、それで合わせて7500円てとこです。
うーん。高い。けど、まあ可愛い我が子のためと思い半年ほど使いました。
結論。
合ってるのか合ってないのか知らないけど、肌はカサカサのままでした。
夏になるとあせももできて、搔きむしりから黄色ブドウ球菌が入り、とびひになることもしばしば。
その度に皮膚科で抗生物質の飲み薬とアクアチム軟膏をもらって治します。
(軟膏だけだとやっぱり治りません。抗生物質飲むと1発なんですけど)
それどころか、一歳のある時、オムツかぶれのおしりの傷からとんでもない病気になってしまったのです。
蜂窩織炎。
初めは保育園から「午前中は元気に遊んでたんですけど、昼から急にぐったりして熱を測ると40度もあるんです」と連絡が。
迎えに行き、もともと風邪の症状も無かったし、肺炎?突発?と熱の原因に悩みましたがふとオムツを替えようとみると右のお尻が真っ赤に腫れて腫れたところが硬くなっているのです。
しかも、そちら側の足の付け根のリンパがあり得ないほどモッコリと腫れている。
さすがにこれは何か関係がありそうかなと、すぐにかかりつけ医に連れて行って経緯を話すと、血液検査の結果、白血球も炎症数値もとても高い、恐らく即入院になるので大きな病院に紹介状書きます、と言われました。
大学病院で検査の結果、蜂窩織炎とわかりました。
原因はオムツかぶれの搔きむしりから、黄色ブドウ球菌が入り、その炎症が脂肪の層までいってしまって起きたとのこと。
ひどいと組織が壊死してしまい、患部を切除することもあるとか。
エコーなども撮り、なんとかそこまで深く行ってなさそうな気もするので点滴して様子を見ましょう、となり、10日ほど入院して無事に点滴治療で治すことができました。
えー!たかがオムツかぶれですよね?
一歳児がお尻掻いただけで、こんな事になるのー!!??
って感じです。
さて、そこからは、卵アレルギーもちの花子さん、(アレルギーと皮膚疾患は密接に関係もあるので、)入院した大きな病院でアレルギーと皮膚の両方を定期的に見てもらうこととなりました。
続きは次回。